写真 [ 商品番号:24148000 / 神道研究 ]
改訂復刊 神社神道講話 初版 新刊 おすすめ
〜令和6年6月17日発売 

[著者・編者]   小野祖教 著 金子善光 編者
[出版社]   神社新報社
[初版]   令和6年6月17日

販売価格: (本体価格 4,000円+税)
〔定価: 4,400 円〕
 
購入
神社神道の特殊な性格から云へば、教義の組織化といふ仕事が難中の難に属することは誰でも了解がつくことであります。〈中略〉著者の心からなる願ひは神社神道の教義に対する解決の道がだんだん開けて来て、すべての人の魂が聖らかになる日が一日も早く来るやうにといふ、只この一事のみである。(序より)

【目次】

復刊をめぐって
教化資料叢書刊行の辞(旧版)
序(旧版)

第一章 序説

第二章 まことと神
 第一節 神道の目的
 第二節 神
 第三節 霊魂とその存在

第三章 「まつり」の意義
 第一節 「まつり」の精神
 第二節 「まつり」の典型
 第三節 「まつり」と統一

第四章 善と悪
 第一節 善と幸福
 第二節 悪と不幸
 第三節 解除(直びと祓)

第五章 死と死者のまつり
 第一説 死者の復活
 第二節 死と隔離
 第三節 死者のまつり

第六章 神社の奉斎
 第一節 神社の成立
 第二節 神宮と神社
 第三節 祭神と施設
 第四節 祭祀と人

「ならわし」(習俗)の哲理

後記

書評
令和6年07月08日付 6面

まことが神道の目的・原理 神道教化の礎を築いた名著

 本書は、宗教法人として設立されたばかりの神社本庁より「教化資料叢書」として、昭和二十四年に出版され、久しく絶版となってゐたものである。
 著者の小野祖教博士は、神社本庁参事、國學院大學教授などを歴任された神社界の先師である。このたび、神奈川・稲荷神社宮司で全国教育関係神職協議会常任理事の金子善光氏により、引用資料の再確認と用語や仮名遣ひの訂正がおこなはれ、さらに、著者の遺稿である「ならわし(習俗)の哲理」を加へ、改訂・復刊された。

 本書を通読し、神社神道の宗教としてのすばらしさが、改めて浮き彫りになった。本紙の読者諸賢におかれては、ぜひ御一読されるとともに、社頭講話等の際に参考とされることをお勧めする。

(秋草学園短期大学名誉教授・中村陽一)

364 頁 / 単行本(ソフトカバー) / ISBN:9784908128400
≪改版履歴≫


閉じる