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[ 商品番号:31300023 / 取次本 ]
白の服飾史
| [著者・編者] |
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ニーナ・エドワーズ 著/高里 ひろ 訳 |
| [出版社] |
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原書房 |
| [初版] |
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令和5年8月28日 |
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販売価格:
円
(本体価格 3,600円+税)
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〔定価: 3,960 円〕
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【商品説明】 清浄で純粋だと重宝されながら、非実用的だと避けられてきた白。医師や料理人の制服となり、聖職者が着ることで権力と結びつき、喪服として死を司り、産着として生を祝うなど、白い服がまとう特別な意味を図版とともにたどる。 【目次】 第1章 古代の神々の服 第2章 聖職者、プロフエッショナル、そして制服 第3章 おしゃれな男性たち、ヴェール、手袋 第4章 髪粉を振ったかつらとモスリン 第5章 下着と汚れ 第6章 メレンゲとシルクサテンのシフト 第7章 ハイファッションとストリートファッション 第8章 ホワイトアウト
「白」纏ふ人々に 「省察」を促す書
斎服・浄衣・明衣・千早といった装束はもとより、日々身につける白衣も含めると「白」を纏ふことにおいて、私たちは他の職業に引けを取らない。「人はなぜ『白』を着るのか」といふサブタイトルの問ひは、服飾史への関心を問はず多くの人々の心を捉へるはずだ。
ロンドン在住のフリーライター・編集者で俳優でもある筆者は、この書で自ら白い服と白い服を纏ふことについての「省察」を記したといふ。
最も関心をもったのは、第一章「古代の神々の服」と、第二章「聖職者、プロフェッショナル、そして制服」である。
修道衣に由来する白いナース服や医師の白衣が人々に与へる影響は患者だけに限らない。それを着る本人にとってはプロとしての自信を高めるのに役立つこともあるといふ。まさに本書にいふ「服が人を作る」といふことであらう。純白の装束や白衣を纏ふ神職や巫女は人々に、そして自らにどのやうな影響を与へてゐるのだらうか。日々当たり前のやうに「白」を纏ふ私たちに「省察」を促す一冊である。 (東京・天祖神社宮司、学習院大学講師 小平美香)
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