写真 [ 商品番号:31600209 / 取次本 ]
〈日本美術〉の発見 岡倉天心がめざしたもの

[著者・編者]   吉田 千鶴子 著
[出版社]   吉川弘文館
[初版]   平成23年3月

販売価格: (本体価格 1,700円+税)
〔定価: 1,700 円〕
 
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フェノロサらと関わりつつ、古美術保存活動に献身した岡倉天心。「日本美術」発見にいたったその足跡を、新史料を交えて描き出す。
内容説明
明治初年、極端な欧化政策の中で日本の美術は壊滅の危機に瀕していた。価値なきものとしてみられていた古物を、岡倉天心はいかにして「美術」品として再評価させたのか。奈良や京都の仏像を調査し、フェノロサをはじめ、さまざまな人々と関わりつつ古美術保存活動に献身して、ついに「日本美術」発見にいたった天心の足跡を、新史料を交えて描く。
内容説明
明治初年、極端な欧化政策の中で日本の美術は壊滅の危機に瀕していた。価値なきものとしてみられていた古物を、岡倉天心はいかにして「美術」品として再評価させたのか。奈良や京都の仏像を調査し、フェノロサをはじめ、さまざまな人々と関わりつつ古美術保存活動に献身して、ついに「日本美術」発見にいたった天心の足跡を、新史料を交えて描く。
プロローグ―「一生の最快事」―/「日本美術」発見前史(明治維新と古物の受難/博覧会と博物館/日本「美術」への回帰)/美術の価値(関心の高まり/天心を支えた人々)/古美術との対面(法隆寺夢殿秘仏の開扉/美術行政促進運動/制度確立へ向けて)/「日本美術」発見の軌跡(全貌の把握へ向けて/東京美術学校/古美術保護・研究の促進および美術発展計画/古美術保護制度)/尽きせぬ日本美術の魅力(天心の失脚/さらなる発見を求めて)/エピローグ―法隆寺金堂壁画―

220 頁 / 4-6 / ISBN:9784642057172
≪改版履歴≫


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